融資には証書貸付とカードローンがあります。証書貸付は借入のたびに契約する貸付でカードローンはカードを発行するときに審査しその後は繰り返し利用できます。しかし審査上はあまり違いはありません。融資の審査はクレジットカード会社の審査の中でもっとも厳しいものであることは間違いありません。融資審査の基本は収入の安定性となります。50万以上の利用枠であれば所得証明の提出も必要となり、申込時点での貸付残高が他社分を含めて年収の1/3を超えることはできません。この残高は貸金業者からの借入残高で、住宅ローンなどの担保ローンや銀行借り入れは含みません。また、配偶者の承諾があれば配偶者の年収も合算することができます。
クレジットカード審査でもスコアリングはありますが、融資審査ではより厳密な運用をしています。居住形態・年数、勤務先、勤務形態、勤続年数、年収、クレジットヒストリーなどの項目に点数をつけて合計点数を算出します。その合計点数によって却下したり、貸付限度を決定したりします。スコアリングは利用実績に関しても点数化して反映させていますので、スコアリングの点数が悪ければ審査通過は難しいということになります。貸金業法の改正により融資の審査基準は厳しくなっています。消費者金融業者の審査通過率は40%程度まで落ち込んでいるので、クレジットカード会社の融資と同じ程度の審査基準になっているようです。これは当然のことで貸付金利が同じであれば審査基準もほぼ同じになるからです。
必要な資金はカードローンではなく、証書貸付と呼ばれる借り入れのつど契約書を作成するシステムで借り入れしたほうがよいでしょう。借入目的が明確であれば低金利での借入が可能で、カードローンにはない連帯保証人制度で、審査通過が楽になる場合もあります。