ショッピングクレジットの審査

クレジットカードにもショッピング機能がありますが、ショッピングクレジットとの大きな違いは、利用枠の範囲内で何度もショッピングが可能な点です。ショッピングクレジットは割賦販売法ではクレジットカードとは明確に区別されています。クレジットカードの審査とのシステム上の違いは、商品購入のつど契約書を作成して審査を受けることと、連帯保証人を付けることができる点です。特に未成年の場合は親の連帯保証が必須となります。クレジットカードでは親に確認をしますが、連帯保証人にはなりません。ただし、未成年の行為は親が責任を持つことになるので支払い義務はあります。

連帯保証人を付けることで多少高額な利用も可能になるのがショッピングクレジットです。またショッピングクレジットでは商品を特定する型式なども記載する必要があるので、購入した商品は担保のような扱いになります。万一返済不能となった場合は商品を売却して債務に充当できる権利がクレジット会社にはあるからです。そのため商品に汎用性がある場合は多少高額でも頭金比率が高ければ審査を通過しやすくなります。

ショッピングクレジットの加盟店は複数のクレジット会社に加盟していて、どのクレジット会社を使うかは加盟店に決定権があります。つまり、売上の多い加盟店ほどクレジット会社に対して強い立場にあるため、多少申込者の返済能力に問題があっても審査を通してしまう場合があります。売上が多い加盟店は10件のうち1件遅れても他の9件でカバーできるという考えです。

これには社会問題になった「次々商法」につながる部分があり、売上のために審査基準を下げることになります。ショッピングクレジットの審査基準そのものもクレジットカードやカードローンの審査基準に比べて、あいまいな部分が多いのも確かです。しかし割賦販売法が改正になりクレジット会社に対して年収を考慮した審査が義務付けられ、加盟店の管理を強化することも法で定められました。今後は加盟店主導の審査からは脱却することでしょう。

ショッピングクレジットもオートローンと同様に立替払い契約なので審査方法はほとんど同じです。しかし対象となる商品は車ほど中古市場が発達していないことが多く、所有権も明確にすることができないので頭金比率が高くても商品によっては審査上の優遇はありません。対象金額が低くなるというメリットがあるだけです。

ショッピングクレジット審査の特長

ショッピングクレジット審査がクレジットカード審査と大きく違うのは、連帯保証人を付けることができる点です。未成年の場合は親の連帯保証人が必須ですがそれ以外の場合でも、保全として連帯保証人を付けることで高額商品でも取り扱いすることができるのです。支払方法は分割払いがメインですが、クレジットカードの分割払いよりも長い回数が設定されています。そのため高額商品でも毎月の支払金額を抑えることができるので、収入の高さよりも安定した収入かどうかが重要になります。

ショッピングクレジット審査では加盟店の影響も大きいという問題があります。特に競合が多い加盟店からの申し込みに対しては売上を優先するあまり与信のダンピングが行われることがあります。こうしたショッピングクレジットの審査の問題は、悪徳商法などとも結びつき社会問題となったため割賦販売法が改正され、加盟店管理や審査方法まで法で規制することになりました。今後は年収や生活維持費を考慮した厳格な審査が義務付けられることになります。また業界の再編成により競合会社も減ってきている現状もあり、与信のダンピングなどは減少していくでしょう。

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